こんど「金庫と鍵の博物館」へ行ってきます

私の彼は個性的で、そこが好きで付き合っています。普通の人たちから見たら私もちょっと不思議ちゃんで、お似合いのカップルだと言われますし、自分でもそう思います。なにせ初デートは目黒の寄生虫博物館。お土産に買った本物の寄生虫、アニサキスが封入されたポリエステル樹脂のイヤホンジャックは、彼とお揃いで持っています。寄生虫の個体差がありますから、どれも一点もの。違いのわかるカップルの持ち物としてふさわしいですよね。

これも彼が見つけてきたのですが、こんど「金庫と鍵の博物館」へ行ってきます。彼は本当に情報通で、流行ものに詳しい人は多いですが、誰も知らないような、誰も注目しないようなところにまで目が行き届いているので本当に感心してしまいますた。金庫と鍵の博物館は、公共の施設等ではなく、東京の下町にある、個人商店が会館している博物館のようです。テクノシティすみだの情報に寄れば、世界に1台しかない、幻の金庫と呼ばれている旧日本軍の金庫もあるとか。2000年前のエジプトの金庫や、鎌倉時代、江戸時代の金庫もあるとありますから、個人の施設にしては相当素晴らしいように感じます。

金庫なんてあまり縁がなく、実家で父の書斎に小さい物があり、たまに出し入れしているのを見かけるくらいでした。子どもの私には、価値のあるものかどうかもわからない書類ばかりを出し入れしていたように思えますので、古代エジプトの金庫などと聞けば、金銀財宝が入っていた金庫のように思え、胸がわくわくしてしまいます。彼はやはり世界で1台しかない、旧日本軍の幻の金庫が一番見たいそうです。軍隊とか暗号とか機密金庫とか、男の子は大好物っぽいですもんね。

墨田区と言えば隅田川とスカイツリー。隅田川と言えばサクラの季節が一番ですが、他にも色々楽しめそうなので、近いうちに行って来ようと思います。